大きな事故を招く居眠り運転の予防対策
運転中に起きる危険信号をいくつか挙げますと、まず一瞬でも記憶が飛ぶ、信号や標識を見逃したり・まっすぐ走れなっかたり運転に集中できない時などは要注意です。これとは別に何か考え事や心配事があるときなど精神的に落ち着かない時なども注意が必要です。最初に挙げたものは居眠りの兆候があるとして気を付けなければならないのですが、車の運転にはすべての神経を集中させるため体が正常に動いたとしても脳が休んでしまっては事故を招く原因になりかねません。このような場合は、車を路肩に停車させ15~20分程度脳を休め仮眠をとることが必要なのですが、余り眠りすぎてしまうとかえって逆効果になりますので短い仮眠程度にとどめます。
頭をすっきりさせる便利グッズなどもありますが、短時間の仮眠ですぐに運転を継続しなければならない場合などは最も効果的な方法としては、仮眠の前にコーヒーなどカフェインが入った飲料をとっておくと目覚めたときにに頭がすっきりします。カフェインをとると眠れなくなると言われますが、カフェインの覚醒作用は脳に届くまで約30分かかりますのでこの場合は仮眠する直前位に飲めば良いということになります。ただ、カフェインの過剰摂取は他の副作用にも繋がりますのでほどほどが必要です。
通販などでは居眠り防止アラーム、居眠り防止アラームバイブなどといった便利グッズなどが売られていますが、眠い時には、眠気が勝ることもありますので運転する場合には自分のコンディションをしっかり把握しておくことが大切です。それでも、せざるを得ない場合などは、眠気を防ぐガムなどを噛んで顎を動かすのも効果的です。そしてもし交通事故に巻き込まれたら交通事故弁護士に早めに相談しましょう。
交通事故でも逮捕される?その可能性
交通事故というのは故意に行うわけではありませんが、それでも逮捕をされてしまうということは珍しいものではありません。内容としては死亡事故などであった時には、逮捕をされてしまう可能性が結構あるようですので、過失の有無を始め言い分を聞かれる前に逮捕をされてしまったりでもすると、多くの人にとって非常に大きな痛手となってしまいます。日本では逮捕をされたイコール犯人という考えを持っている人が多いため、結果として無実であったとしても逮捕をされたというだけで解雇をされてしまったり職場を失ってしまったりするおそれがあるためこれは非常に重要な問題となります。
過失がなくても逮捕をされてしまう場合があれば、当然大きな過失がある場合には同様に逮捕される可能性もあります。しかし、基本的に逮捕される可能性があるのは人身事故に限った話であり、それ以外は警察の制止を振り切って逃亡した結果自損事故を起こしたといったケースでこれは交通事故とは別に逮捕される案件であるため人身事故を起こさなければ逮捕はされないと考えて良いのではないでしょうか。
逮捕をされたからと言って必ずしも有罪になるとは限らず、事故の結果が明らかになった時に運転手に過失がないとされればそのまま無罪放免となりますから交通事故を起こしてしまった時には逃げないことが重要です。人身事故を起こした時に逮捕をされることを逃げ出してしまうと、ひき逃げということになりそれこそ確実な逮捕が待っているので注意が必要となります。